六月飛霜

HongKong その日気になったことをメモ

hk2015

 

 

 

・2015年新しい年を迎えてからの香港の話題がりえさんのブログ

ジャパナビりえ的香港TV道 - livedoor Blog(ブログ)でまとめられていました。

ジャパナビりえ的香港TV道:2015新年, 叮噹走了 - livedoor Blog(ブログ)

新年、カウントダウン雨傘、叱咤音楽賞、ドラえもん、獅子山精神再び、そして雨傘運動2015.

2015/01/08 19:50

 

カウントダウンの雨傘や、デニス・ホーやアンソニー・ウォン(歌手のほう)、そしてディニー姐も参加の「撐起雨傘」は 2014叱吒樂壇我最喜愛的歌曲大獎(2014年度の私の最も好きな曲)を見事に受賞し、舞台上で合唱していました。

叱咤は香港の商業電台主催の音楽賞で、毎年投票により10大歌曲が選ばれその中から5選、そして最終的に「2014年もっとも愛された歌曲」や「最も今年愛された歌手」などが選ばれるシステム。

(なんで1/1にやるのか?といえば、あちらにしてみればまだチャイニーズニューイヤー前の年末だから。)

個人的には誰が選ばれるか?よりも、時にシニカルなジョークでその年の話なんかをする叱咤の顔といえるジャン・ラム(林海峰)を見るために毎年気にしていた音楽賞でもあったのですが

今年は、この歌を選んだ多くの人の願いを勇敢に受けたと思われる叱咤音楽賞そのものに、なんだかもうありがとうという気持ちと

舞台上でかなり緊張している様子ながら、歌って話して、決心を持っていたのだろうと思う、最後には少し鼻を赤くしていたデニスに心から、おめでとう、と思う叱咤になりました。

 

ドラえもんの香港版吹き替え声優さんを務めていられた方が2日亡くなられたニュースには、私は林保全さんの声で育ったわけではないけれど、でもこれが大山のぶよさんがもし交代ということをせずに続けられていたら…と思うと

香港の老いも若きも多くの人が非常に大きな悲しみを持って、ドラえもんそのものが去ってしまったかのようにさびしく思っている、という多くの報道に、共感できる気がしました。

お別れは本当にさびしいことですが、これだけ長い間香港の子供達にも夢を与え続けてきた方だから、きっと子供達の多くの感謝と愛情に包まれて天国に行かれたのではないかなと。ご冥福をお祈りしています。

 

そして、一旦は一部は無条件で解放しておきながら、再度出頭せよという命令が警察から結局30人程度の方に、きているようだということなど

詳しくは上記りえさんのブログでご覧いただければと思います。

 

 

 

 

・先日非常に気になったというか、なんとも引っかかった記事に出会いました。

 

「外国」を理解することの難しさ~雨傘革命と台湾地方選挙を実例に - ジセダイ総研 | ジセダイ

色々な面があるのは確かだけれど”ダーティな手段”/というのは現地の報道で「警察官側がこういうもので攻撃されたと言っている」けれど、現物はどこでも誰も見たことがない武器の類の話なのだろうか?

2015/01/09 16:55

 

 

あくまで日本からこの運動を見ていた私では見えていないことは当然あると思いますが、それでもどうしても引っかかる部分があり

あまりに色々何だかう~ん…と考えて煮詰まってしまった挙句、りえさんに問い合わせをしてしまったのですが

突然の問い合わせにも関わらず丁寧にTwitterにて返信いただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とても迅速に丁寧に返信をいただいて、本当にありがとうございました。

 

 

りえさんの書かれていることと重複する部分もあるのですが、私が元の記事を読んでまず、ん?と気になったことは

日本の人々は、なんだかオシャレで理性的な雨傘革命が行われていると思っているかもしれないが

 

そもそも、見ているものが違う可能性、というのはあるとは思うのですが(私は日本でも地方在住者なので番組の放送なども首都圏とは違う場合も多多あります。)

私が日本で日本の報道を見ていた印象として感じていたのは、まず主なメディアの報道そのものの少なさ、遅さ、でした。

特集などは別として、普通にニュースなどを見ていて目にすることは本当に少なく思えたし、見かけた中での印象でいえば、香港でこういうことがあった、と素っ気なく思えたほど、淡々とした伝え方であったように思いましたし

そんな報道の中で、雨傘運動参加者のほうに特別好意的と言えるようなものというのはそれほど見かけなかったように思っていました。

とてもこれだけじゃ全然分る分らない以前の話だなぁ…ということで現地の報道や

またりえさんのTwitterをはじめとして、現地居住の方の情報などで追いかけさせてもらっていたのですが

 

 

ただネット上のものも含めて、となると、そう言われてみればたしかにそういう風にとらえることも出来るかもしれない、そう思える伝え方のメディアもあったかなぁという気もします。例えばすごくカッコイイ写真をズラリと並べた特集であったりとか。

 

それだけをもって判断しないほうがいい、ということはその通りだと思いますが

それがこの記事で言われている、報道している側の目や考え方という「フィルターのかかった、加工された報道」の一つであるとしたら、けれどそれは他のどのような報道もそうだと言えるし

だから現地の報道をふくめ、様々なものを見て考える必要がある、ということはとてもよくわかるのだけれど

 

私がこの記事に非常に引っかかりを覚えたのは、語学にも現地のことにも精通し、事情通であるだろうと思われる方が、このようにメディアに対するリテラシーを語る記事の中で、「日本では報じられていないけれど」という形でこのような記事を書けば、即ちここで筆者の提供している情報のみが真実であるかのように受け取られかねないのではないか?

という気がしたからでした。

 

メディアを読み解くリテラシーについても語っている記事の中で、情報の中の一つである『平和的抗議活動からはほど遠い武器』というのはそのままに伝えていながら

現地のメディアで報道されていた他のこと、警察側の暴力行為等については一切書かれていない、というのは

筆者の言うミスリードそのもののように思えます。

 

 

 また

 

香港と台湾の話を「香港の民と台湾の民は中国の強権にNoを突きつけた」と解釈する

 

のはそれこそ受け止める側の問題であり 

 

「自国民にとって理解しやすく、興味のある切り口で報じる」という、報道の主体が経済活動を行っているがゆえに避けられないバイアスに

 

よってそのように誤解される報道がなされているとしたら、それこそ彼らには何の関係もない、こちら側の問題であって、

それと、筆者の目から見た運動の姿、という話とが並べて書かれているので、なんだか焦点のぼやけたような、主旨がどこにあるのか迷うような記事になっているのかなとも思いましたが

 

たとえばネット上でのメディアの記事などに、この人は誰が何をしているかということよりも、中国に対抗していると思えることが重要なんだろうな、と

香港や台湾に興味があったり知りたいということではなさそうに思われるコメントというのは私自身も見かけたことがありました。

 

考え方は人それぞれですが、台湾と香港ではそもそもの成り立ちから、とても一くくりに出来るようなものではないと思うし、またそれぞれの関係性も一口に言えるものではないほど複雑で、現地に住んでいるわけでもない外国人である私がどうこう言えることでもないと思いますが

以前何かの台湾関連の書籍で

”たとえば台湾と大陸は元夫婦のようなもの、香港は親子のようなもの”という例えを読んだ覚えがあります。

だからなぜ香港は返還時に何も言わなかったのか?と問うのは酷だと。

香港という子供をイギリスに渡したくはなかったけれど仕方なく養子に出した、その子供が立派に育ち返してもらえることになった

すべては親同士の争いから始まりこの和解についてもすべて子供の頭の上で行われ、かつて無理にとりあげられたものが生まれた親の元に戻ることなのだから、逆らうことなど出来ないし、逆らうことではないと考えるのも仕方がないのだと。

 

その考えで例えて言うのであれば

ただしその後親元に戻ったものの、自分達の暮らす狭いマンションに次々と親戚が訪れては、育ってきた文化や習慣、マナーなどの違いを一切考慮することなく自宅で勝手邦題に振舞われ

自分達の住んでいたマンションも、親戚達の投機の対象となることでどんどん値段が高騰し続け、ついに自分たちでは住むことも出来ない値段となり

自分達の生活必需品まで買い占めては持ち帰り商売にしようとするものだから、自分達の子供が生まれて買うミルクもオムツも不足し…

そんな状態になって不満を抱くようになるのもまた当たり前のことだと私は思います。

 

確かに香港のネット界隈ではそのことなどから攻撃的な発言なども見かけることもあるけれど、

少なくとも運動の中心人物たちが考え、行ったことは、

この問題は私達の暮らす家の家長がしっかりときちんとした対策を行い解決するべき問題である。

しかし現在の家長にはその能力が足りない、だから新しい選挙では少なくとも自分達の意思で候補者の中から、そういう問題に対応出来るように家長を選びたい。

親や親戚の側だけが認める候補者しかいない中から選ぶのではなく、私の家族の中からも家長に立候補が出来るようにして欲しい。

家の問題に例えればこういうことではないかと。

 

親が育ての親と交わした約束の一つであった、子供達の自主性を尊重するという約束を自分達の都合のよい解釈で捻じ曲げてはいけないし、今の家長は動かないし聴く耳も持たないから、元の約束をし、今回の家長を選ぶ選挙の方法を決定した親元に直談判もしに行こうともしたけれど

運動のリーダー達が再三言っているように、親であることを認めないとか、独立というようなことを目指しているわけではまったくない、

運動の規模が大きくなり参加人数も増えれば、様々な意見も表れてきますが、基本的には、中国そのものにノーと言っているということではないと、私個人は考えています。

 

親のやり方にすべて従うわけにはいかない、自分達の家と家族は自分達で守りたい、ただ親のやり方をすべて押し付けられることを受け入れるには、あまりにも僕達は違う文化の中で既に育てしまったし、自分達の文化、気風というものにも誇りを持っているのだから。

このように立派に育った子供たちの自主性をそちら側も認め、受け入れることで共存をはかっていきましょう、というのが一国二制度を50年不変にすると約束した親への提案であり求めていることだったのではないかと。

だからやはりこの運動は、オシャレかどうかは知りませんが、理性的なものであり

自主性を尊重し一人一人が政治に対する意思を持った人々による運動であるから、様々な考えもあり一枚岩とは必ずしもいかないけれど、一部の問題を全ての問題であるかのようにとらえ、全て間違った悪いことだという風には私もやはり思えません。

 

 

 

だからこれはやはりこの方の意見として読みましたが

 

報じられなかった経済問題、ダーティな手段

 

と見出しに大きく書かれているのに、この記事中の情報が、現地のどのメディアによってどのように報じられていたのか、どこからの情報であるのか?ということ

日本のメディアの報道とどこがどう違うのか、比較する対象であるはずの情報元などがきちんと示されていない為に、

筆者の言うことを全面的に信頼するとしたら「事情をよく知るものや、現地の人なら当然知っている真実」であるかのようにも思えるのではないか、と

そこがとても引っかかっていたんだなぁ、と

自分が「ん?」と引っかかりを覚えたものの正体が、りえさんからの返信を読ませていただいているうちに理解できたような気がしましたし

 

 

「香港雨傘革命と言ってもなかなか一言ではまとめられないんですよ。参加者にもいろんな人がいるんです」というのは香港の人々にとっては常識

 

これは以前から多くの方が発言していることでもあり、あれだけ大規模な運動となれば様々な人々がそれぞれの意思をもって参加しているのだから、けして一面的なものではなく、一つの面が全てではない、というのは本当にその通りだと思うのですが

この記事は筆者の見解であり、異を唱えるものではないけれど、この記事もまたこの筆者の方から見た、この運動の持つ多くの顔のうちの一つに過ぎないのではないかということと、

この記事を読んだ人もそれぞれのリテラシーでもってこの記事も判断してほしい、というこの記事に対して思うこともまとめることが出来ました。

 

りえさん、本当にお忙しい中お手間をおかけしてすみませんでした。返信をしていただいたこと、それから了解しましたと送った返事にもすぐに反応してくださったこと、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 ・そしてそのことを考えているうちに香港では物騒な事件が起こっていたようです。

 

 デイリーアップルの報道ですが13日未明に、前社主であったジミー・ライ氏の自宅や

デイリーアップル社にほぼ同時刻に火炎瓶のようなものが投げ込まれたとのこと。


動新聞 | 最Hit | 20150113 | 兩分鐘內 3燃燒彈襲蘋果及黎智英寓所

 

 

 ズッキーニ@香港 さん Twitter

ズッキーニ@香港 (@Zuki_Zucchini) | Twitter より

 

 

 

とのことですが、理由や目的はすぐ特定できるものではないとはいえ、はっきりとした事件であるのだから、当然ですがきちんとした捜査と発表が行われることを待つしかありませんが、新聞の盗難事件なども同時に発生しているのだから、何らかの報道への圧力ということもやはり考えずにはいられません。

 

本当に今年も香港が平安であることを願って、引き続き見ていこうと思っています。

 

 

 

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・デニス・ホーたちのクリスマス遊行音楽会は予定通り無事に開催されたもよう。

 

Rie(りえ)☂ (@japanavi) さん Twitter

Rie(りえ)☂ (@japanavi) | Twitter より

 

 

 

 

 

上にりえさんの記載されているアーカイブスはfacebookなど登録していないと見られないかもしれませんが

デニス・ホーのfacebookでも、タイムラインを遡っていくとライブのもようの写真とともに動画もあがっていますので、そちらでは登録していなくても見ることも出来るます。

 

デニス・ホー(何韻詩)facebook 


HOCC | Facebook

 

 

トラブルなども特になく行く先々で笑顔と歌声の溢れた心に響く音楽会だったんじゃないかなと、ライブの様子、動画など見ていて思いました。

デニスのしていることは社会的なことだけれど、音楽の力をやっぱり信じているし、これまでの雨傘運動でも多くの歌が、励まし、広がりをみせたことも、大きな出来事だったのではないかなと、あらためて思いました。

 

 

 

・香港には十大金曲賞という音楽賞があるのですが、その私家版?

市民が選んだというかこのVJの人たちによる十大金曲という頁も出来ていて、いわば日本でいう裏紅白みたいなものなのかな?と思いますが

 


2014年香港十大金曲 | 輔仁網

 

 

高登という香港巨大掲示板の音樂台では、以前から何かあるとすぐうまいこと歌っていたり、パロディといい、歌といい、やけに上手いものだから驚かされるのだけれど、そんな香港ネット民のさっそくつくった「毎日お買い物に行こう」から、プロの作、歌まで。冗談や悪戯的なものもあるけれど、それらすべてが本当に今年の香港であったんだなぁと思うと、何ともいえない気持ちになる。

 

またきっとこうした中からも新しいものが生まれ続け、終わることはないと思うけれど、もうかつてのような香港歌謡の世界とは大きな乖離がある、本当に違うものになっていくんだろうなと思うと、個人的には少しばかり寂しい気もするのだけれど

形が変わっても人々の心に寄り添うように音楽が絶えずあり続けてくれればいいなと思う。

 

これはこの十大金曲だけでなくホントの音楽賞、商業電台主催の「叱咤」という音楽賞の10曲の中にも名前の入っている歌。

 

 

何韻詩、黃耀明、葉德嫻 -《撐起雨傘》 (字幕版 + English Subtitles) 

 

 

 

・そしてまだまだクリスマスムードだという香港ですが

 

rassie (@tzmwm) さん Twitter

rassie (@tzmwm) | Twitter より

 

 

あちこちでまだまだ「お買い物」という黄色い傘を掲げた行動は継続中とのこと。

 

 

香港も世界標準の新年と、昔ながらの農暦の春節、2つのお正月がいわばあり、一応みなハッピーニューイヤーと騒いでも気分的には春節前はまだ年末、という感じかなと思いますが

デモに参加していた学生さんたちもそれぞれの学業には戻るなど、自分の為のことにもきちんと向き合いつつ、運動の新しい方向も考えているようですが

 

そんな中ででも少し学生らしい時間も取り戻している様子。

 

ジョシュア・ウォンくんのfacebook  黃之鋒 Joshua | Facebook より

 


黃之鋒 Joshua - 携帯アップロード | Facebook

 

 

 

 

・彼らの運動の日々をRTHKが動画を作成したとのこと。

 

再びりえさんTwitter

Rie(りえ)☂ (@japanavi) | Twitter  より

 

 

 

またアップルデイリー紙も果敢にとらえ続けた映像で迫力あるまとめを制作していました。

 

 

【動大事2014】回望。雨傘革命

 

 

時に振り返り、休息もとり、それでも明日へ、また来年へと、傘の下に集った人々は傘を掲げ続け、彼らの運動は続いていくんでしょう。

 

希望を捨てない彼らがいる限り、未来はあり、希望もあり続けるのだと思います。

 

 

 

我願香港平安.香港加油

 

 

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・クリスマスシーズンの香港

 

 

香港永久居民りえさんのブログ

 

ジャパナビりえ的香港TV道 - livedoor Blog(ブログ) で

 

「雨傘革命」第一章 の後書きのようなもの。

 

として占拠の、占拠後の様子がまとめられている。

 

ジャパナビりえ的香港TV道:雨傘革命,占領之後 - livedoor Blog(ブログ)

 

 

 

 

 

・先日アップルデイリーの報道では

公共專業聯盟と香港獨立媒體によって警察の暴力行為のデータベースが成立とのこと。

 


「警暴資料庫」成立 何韻詩籲勇敢報料 | 即時新聞 | 要聞 | 20141216

 

文化界監察暴力行動組のメンバーとして共に市民に情報提供を呼びかけていたデニス・ホー(何韻詩)。

 

 

クリスマスには歌手のほうのアンソニー・ウォン(黃耀明)らと共に、占拠区だった地域を含めて

街頭で移動しながらのクリスマス遊行音楽会を行うと発表、参加を呼びかけていたけれど

 


黎棟國籲示威者勿阻市民歡度聖誕 | 即時新聞 | 要聞 | 20141219

 

保安局長の黎棟國は

”多くの市民はこの一年頑張って働いてきて、今年はなかなかない4連休のクリスマス休暇なのだから、出かけたら立ち止まらないで祭日を楽しんで欲しい”

”活動などで市民(この記事では市民となっているけれど別の方では「人」と表現されているの有り)が祭日を楽しむことを妨害するのは良くない”

”町で意見を表現するなら法を守って警察の支持に従うこと、もし違法行為があれば警察は容認できない”

などと発言したとのこと。

 

 

 

その「人」のほうの発言に対してデニス・ホーはfacebookで ”私たちは「人」じゃないの?”と

 

HOCC | Facebook  より

 

HOCC - 我地唔係人?我地唔係歡度佳節? 佳節唱歌又唔arm,唔通想大家向你哭喪咩。 呢個政府真難服侍、真任性。 | Facebook

 

 

法的に問題があるという指摘や注意ならともかく…曖昧で自由過ぎる政府の発言は確かに「任性」という言葉がぴったりかもしれない。

 

 

 

 

 

・先日マカオの返還記念式典に中国から主席が出席、香港からは運動参加者はもちろん一部の記者の渡航が制限されていたとのことだけれど、雨の中、出席していた取材陣は傘を差すことが禁止されていたと

 

 

rthk.hk 香港電台網站 の報道

 

Journalists barred from holding umbrellas

 

 

 

 

・香港の黒紙という雑誌による今年の動画

【黑紙】

 

 

年度風雲人物

今年のPerson of the Yearは

”雨傘を掲げたすべての香港の人々”

 

 

 

 

・ 明報網站 明報は自紙の75日間の新聞一面で運動の75日間を振り返っている。

 


【75張圖輯】《明報》75天頭版 從罷課到佔領 從潮起到百川入海 (08:40) - 20141212 - 港聞 - 即時新聞 - 明報新聞網

 

 

 

 

・ D100 一呼百應 還聲於民 | Facebook より 雨傘運動の日々の動画

 


D100 一呼百應 還聲於民 - <有聚必有傘 有傘必有聚> Standing tall! -... | Facebook

 

 

 

 

 

 

 

・今年の個人的驚きと聖誕節

 

日本の新聞にインタビューを受けるデニスを見る日が来るとは…と驚いたけれど、元々自身のセクシャリティを公表し差別をなくそうと社会的な活動等もしていたりするけれど、私にとっては、いい歌手で、猫を愛する良い娘さんだと思っている。

 

 



 

 やっぱりデニスはデニス、好きな歌手の一人なのは変わらない。クリスマスはじゃあ街頭ライブの応援の代わりに日本でデニスのライブDVDを見ていようと思う。

 

 

 笑顔の可愛いったらない

 

 

 何韻詩 HOCC 《花花》官方 MV

 

 

国語(標準中国語)の歌もいい。

香港の女性歌手で台湾でのアルバム一枚目にして台湾金曲賞(ゴールデン・メロディー・アワード)にノミネートされたのは、今の所デニスただ一人。

 

 何韻詩HOCC 青蔥 MV

 

 

 

 

 

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・先日のCYさんに辞職を促す垂れ幕に続き、今度は太平山に「初心忘れるべからず」の巨大バナーが掲げられたという話題。

 

アップルデイリーのfacebook

蘋果日報 | Facebook より

 


蘋果日報 - 「拆一掛十」不是說說就算。 【巨幅再現】巨幅掛到太平山「勿忘初衷」... | Facebook

 

一つ外されたら十掲げよう、というまことに香港らしい気がする前向きな精神で運動は継続中。

 

 

 

 

・運動が続いている一方で、不審な動きも色々と伝えられ続けている。

 

よしはるさん[期間不定] (@kumaboh) さん Twitter

よしはるさん[期間不定] (@kumaboh) | Twitter より

 

 

 

議員だけでなく運動に関わる組織の学生達にも同様のことが起こっているという話もあり。

 

 

 

 

 

・肝心なことには回答しない、この2ヶ月雲隠れしていたという警察側のトップは、先日から、強制撤去終了後の警官たちによる記念撮影が非難をあびていることについて

”「人之常情」”とおっしゃったとのこと。

 


蘋果日報 - タイムラインの写真 | Facebook

 

 


人之常情の意味 - 中国語辞書 - Weblio日中中日辞典

 

任務終了後に記念撮影するのが、人間らしい行い、人の世の習い、だとは知りませんでした。

 

 

アップルデイリーの報道によると、警察側はまた、雨傘運動に参加していた学生組織のメンバーを何がなんでも年内に逮捕するという発言もしているそうですが、

撤去時に逮捕した時には、保釈を拒んで裁判を希望した学生や市民を、無条件で釈放したのは警察側でした。

占拠もほぼすべて終了した今、突然に正当性のある逮捕理由が出現する、あるいはさせる、ということなんでしょうか?

彼らは様々なことを覚悟したうえでこの運動に身を投じていますが、それは”何がなんでも”というような理由ではない理由で拘束されるということではないはず。

おかしなことが行われないように観察している人はいまだ大勢いる、ということを忘れないでいただきたいと心から願っています。

 

 

 

 

・アップルデイリーの社長であったジミー・ライ氏は、市民や学生たちと共に占拠区に残り逮捕された後、アップルデイリーの社長を退いただけでなく、壺グループ(香港の一大メディアグループ)全体からも退いたとのこと、

しかし絶対に壺グループ全体を売却はしない、と力強くおっしゃっていたということ。

ですが、それらのニュースもふくめしばらく前から何故かアップルデイリー紙を巡回して色々読んでいるとブチッとネットの接続が突然おかしくなるので、仕方なく現状は本サイトではなくfacebookなどのほうへのリンクを貼っていますが

 

相変わらず香港の今と雨傘運動のもようも、アップルデイリー紙、およびそのサイトでは伝え続けています。

 

蘋果日報 | 首頁

 

 

 

 

・先日、アドミラルティの占拠区撤去前夜に、ジョシュア・ウォンくんが「今までしたことのなかったことをした」と言っていた、占拠区を走り回って写したという写真がfacebookのアルバムで公開されていました。

 

 

清場前夕 | Facebook

 

 

プロの方が写した写真も素晴らしい瞬間、彼らの様々な表情をほんとによくとらえていたと思いますが、ジョシュアくんの、まだこの運動中に18歳になったばかりという本当にその年齢の男の子らしい気がする、友達や仲間、そしてみんなが残した思いをまっすぐに見つめているような、素直ないい写真だと思いました。

 

 

 

新たな道のりはまだ始まったばかり、けれど初めから多くの困難があるだろうとわかっている道。それでも彼らはまだ進み続ける。

コーズウェイベイの撤去も終了し、あとは政府総本部ビル(公民広場)前と添美道の歩道に残った人々。

これからまた運動の形も変わっていくでしょうし、今までほどここに残していくことも、少なくなっていくかもしれませんが

見続けていこうと思っています。

 

 

 

 

我愛香港,我願香港市民和学生們平安。

 

 

hk1216

 

 

 

・昨日12月15日はコーズウェイベイ銅鑼湾での強制撤去が行われていた。

 

 

Rie(りえ)☂ (@japanavi) さん Twitter

Rie(りえ)☂ (@japanavi) | Twitter より

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の撤去も前夜に集会の後、荷物などはきちんと片付けられ、本当に小さな占拠区で少人数の人々が、こじんまりと、静かに、おとなしく座ってその時を待っていた…のだけれど

本当にもう道いっぱいに溢れるマスコミ、そして正に群がる見物の人、人、人…
ものすごい人数に、何がなんだかわからない、混沌と雑然とした中

 

警察側がバリケードや、残ったテントなど、片付けていく際に
やはりマイクを持った警官が最前列に立ち注意しているのだけれど、その相手は占拠者ではなく、撤去中のバリケードギリギリにはりついているメディアの人々でした…

 

流雲 (@liuyun1989) さん Twitter

流雲 (@liuyun1989) | Twitter より

 

 

最後まで残っていた人の中に普通話の人がいたのだけれど、この方だったんですね。

アップルデイリーfacebookにもその姿が映されていました。

 


蘋果日報 - タイムラインの写真 | Facebook

 

昨晩には釈放され、その後すぐ越境されたとのことですが、向こうに戻ってからが少し心配ですが。勇気ある行動に拍手を送りたい。

 

 

 

 

その他残っていた人々


蘋果日報 - タイムラインの写真 | Facebook

 

アドミラルティにも居た黄おじさんというお爺さんも、またもイスに座り参加していました。

疲れにも逮捕にもめげずに、杖をついて参加する姿に、本当に頭が下がる。

 


蘋果日報 - タイムラインの写真 | Facebook


蘋果日報 - タイムラインの写真 | Facebook

 

 

 

見物の人々の中にも、占拠地近くには、黄色い傘を掲げる人々や声援を送る姿なども多く見られた。

 


蘋果日報 - タイムラインの写真 | Facebook

 

占拠に参加はしていなくても、同じ気持ちで彼らを支持している人達。

 

 

 

今回は障害物の撤去もすべて警察側の手によって行われていて、進行は同じだったのですが


蘋果日報 - タイムラインの写真 | Facebook

 

 

残った占拠の人々は、やっぱりみんなとても落ち着いて、笑顔が見えたり、本当にただ座っているだけ
もともと小規模だったというコーズウェイベイ占拠区
人数も少ない為か、年配の人の姿も目立っていた。

重機が何台も出動し、ガンガン片付けていく光景、周囲の物凄い喧騒と、静かな決意で座る占拠者たちの姿は、同じ場所で起こっていることと思えないほど対照的に見えました。

 

前回と同じように警官側の勧告、今回は近い、すぐ目の前の台から
マイクでの文言を読み上げる声に、座る人々は動かない。
感情がこみ上げたのか、一人涙流す若者に、皆寄り添って話しかけている。

警察側の勧告をマスコミの人も誰も聞いてない、涙流す青年を写すのに必死
伝えてくれるのはありがたいけれど、それはやめてあげて…

 

まだ座り込む人々の目の前で、道路に水を噴射する清掃車を動かすものだから
黄お爺さんが咳き込んでいる。

でも周囲の気遣う男性に、動かない、と断ってマスクをして、座り続けている。

 

 

本当に狭い場所、今回は重機で囲い込むようにして、自分で立ち去るよう勧告する警察側。

勧告に「公民抗命」「何者をも恐れず」「ここから立ち去らない」とシュプレヒコールで返す占拠の人々。

 

大量の警官、バスから降りてくると、いっぺんにマスコミをどけ、占拠者を取り囲んだ。

排除するためというよりマスコミや見物を遠ざけるためのような大群。

そして一人ずつ警察のバスへ、歩いていく占拠者の人々に周囲から拍手が起こる。

一人ずつでも、約20分弱で全員の逮捕が終了した。

 

 

昨日逮捕された占拠していた人々は17人だったとのこと。

 

mingpao.com 明報網站 (@mingpaocom) | Twitter より

 

 

 

本当にあれだけの警官隊が必要だったんだろうか?

そしてまた撤去終了後の警察のみなさん。

 

隅俊之/toshiyuki sumi (@spreadarms) さん Twitter

隅俊之/toshiyuki sumi (@spreadarms) | Twitter より

 

 

 

 

 

 

ともかく今回は普通の大型バス一台に順に乗り、座る人たちの自由を表す三本指のサインを
窓越しにバシャバシャ写すマスコミの人達。警察のちょっと下がってなんて注意も誰も聞いてやしない、頼もしいんだか何だか…

 

一番前に座っていて、最初に拘束されていたお母さん、バスに乗りながらもスローガンを連呼してバスの座席に座ってもサインでアピールを続けていた。


でも、本当に、何も知らなかったら、町内会の団体旅行?と思うようなバスの中は
若い青年、女子から中年、お祖父ちゃん、お婆ちゃん…普通の市民の姿に見えました。

 

そしてバスが去った後、大量の警官とマスコミの残る中、「支持学生 我要真普選」の文字が書かれた紙が幾つも掲げられ、黄色い傘を差し続ける人々がたくさんその姿を見送るようにして立っていました。

 

本当に政府側はきちんと彼らの姿を正面から見るべきだ。

 

13:00には元通り、道路は開通、バスやトラムなども通常の運行を始めていたそうです。

 


蘋果日報 - タイムラインの写真 | Facebook

 

 

 

 

 

・また昨日ジョシュア・ウォンくんたちは高等裁判所に出廷。

 

アップルデイリーfacebook より


蘋果日報 - タイムラインの写真 | Facebook

 

法廷ではジョシュアくんたちはきちんと政府や警察の問題点など、自分の訴えを伝え白熱していたようだったとのこと。

 

rassie (@tzmwm) さん Twitter

rassie (@tzmwm) | Twitter より

 

 

流雲 (@liuyun1989) さん Twitter

流雲 (@liuyun1989) | Twitter より

 

 

 

 

 

・一方昨日は立法会前の撤去も予告されていたのですが

 

Rie(りえ)☂ (@japanavi) | Twitter より

 

 

 

夕方16時に行われたようでした。

 

 

 

 

 

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・引き続き「お買い物」という名の運動が街頭では続けられたりしているようですが、コーズウェイベイ銅鑼湾の占拠区の強制撤去・強制排除が明日月曜日の午前9時半から行われると、発表があったとのこと。

 

 

Rie(りえ)☂ (@japanavi) さん Twitter

Rie(りえ)☂ (@japanavi) | Twitter より

 

 

 

 

ズッキーニ@香港 (@Zuki_Zucchini) さん Twitter

ズッキーニ@香港 (@Zuki_Zucchini) | Twitter より

 

 

 

 

 

 

 

中文新聞頻道 香港電台新聞の報道。

 


黃 之 鋒 涉 藐 視 法 庭 周 一 高 院 應 訊

 

ジョシュア・ウォンくんが明日月曜日の午前10時に高等法院 へ出廷するよう求められているとのこと。モンコックでの強制撤去時の行動によるものだそうです。

 

 

 

逮捕されてもすぐに釈放されて、というようなことを言っている人達もいるようなんだけれど、今までや先日の撤去でも無条件釈放された人でさえ、いつこういう風になるかは、誰にもわからない。そのことに正当性があるのかどうかも。

 

 

 

 

 

黃之鋒 Joshua | Facebook より 12月10日金鐘撤去前夜のジョシュアくんの話。

 


黃之鋒 Joshua - 【昨晚發言】 清場前夕,人們在金鐘重聚,說得沒錯,人要待失去以後才學懂珍惜。... | Facebook

 

 

”撤去前夜、人々は再びアドミラルティに集った、よく言う通りだ、人は失って初めて大切にするということを学ぶ。

一日中、この全面撤去にどう対処するか、話し合って、忙しいことがたくさんある中時間を作って、占拠を始めてから
今までまだしたことのなかったことをして、カメラを手に占領区全部を走り回った。

撮影した後、数え切れない思い出が甦った:授業のボイコット、公民広場、催涙弾
三つの占拠区、テントでの占拠、龍和道、黒社会、公民投票の取り消し、対話、北京行き、モンコックの撤去、絶食…
ついにこの全面撤去が来た。

たぶん今晩が占拠区の最後の一夜になるだろう、私たちも認めないわけにはいかない、
私たちは本当に何の成果を得ることもなかった、注目を集めているだの国際的な圧力だのって論じられていたけれどそれがどうしたというのだろう、
そして何もないものを勝ったようになんて出来ない、認められるのは「段階的な成果」だけだろう、だって政治の現実は政府は一歩だって譲らなかった、
人大の決定を撤回してほしいという要求も、政府を変え改めることも、この訴えはやはりいつの日に叶えられるのかわからない、
だから私には「私たちは勝利した」とは言う資格がない。

毎晩テントで暮らしていて、私は時々落ち込んだ時、道路の固さを嘆かずにいられないこともあった、
数え切れない無力感が湧き上がり、枕を抱きしめて泣きながら目を醒ましたこともあった、出口がないように感じて。


間違いなく、公民広場にいきなり飛びこんで、この運動の台本を書き換えてしまった、スカラリズムと学連の協力の下、史上最大規模の占拠運動を行わなければならないようにし、この74日間の歴史の責任を負う、
この荷に挑むのは、とてもとても重いことだ。

 

だけどこの時代、三十年の民主の道の上で、私たちこの世代の学生が選ばれ、
香港の民主に向かい合うもっとも重要なとき、「選ばれた子供達」になった、
私たちに出来るのは丈夫な頭を持ち、巨大な流れの中全力を奮って闘うことだけだった。


私は認めなければいけない、広場での投票など、まだ済んでいないいくつかの問題があり、
進退極まった、あるいは決められなかったという印象を与えた、
しかし僕達は、罵られたり、文句を言われたりもし、この74日間の中で
アドバイスを聞くことにも力を尽くし、「間違いの中でも学ぶこと」を試してきた。

 

運動の中で、政界のいつものやり方、焦らせたり、衝動的、自分勝手…
様々なやり方をされてきたけれど、私達は政界のやり手じゃない、完全な政治判断は持たない、

けれど私が充分に肯定できるのは、学生の信念はまったく揺るがず、変わらず、とても強固だ。

大人の世界は、しっかりと権力を握る為の計算と利益に満ち溢れ、政治的とり引きは
日常茶飯事だ、だがこの世代の若者は、「信念」があり、民主への希望がある。

 

勝利ではないけれど、失敗でもない、占拠が終わることは雨傘運動の終わりではない。
僕達はただ信念をしっかりと持ち続けていく、そして民主的に本当の普通選挙を取り戻す。
雨傘運動は続いていく。”

 

 

 

 

 

我願香港平安。

 

 

hk1211 It's just the beginning

 

 

 

・12月10日の夜から、アドミラルティ金鐘には多くの人々が集まり、話や準備が行われていたそうです。

 

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・12月11日

 

 

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・日本時間午後12:48頃

(以下の私の文中での時間はすべて日本からライブ動画で見ていた日本時間です。)

 

It's just the beginning これは始まりにすぎない の横断幕のところまで代理人到着、

デニスはずっと現場中継の映像にも映っていた。

他の逮捕覚悟で最後まで残ることを決めた人々と共に

ただ静かに座って待っていた。

 

ジミー・ライ氏の姿もそのデニスの後方に。

 

・日本時間13:12頃

デニスは路上のシートに座って、紙コップ片手の女子学生とお喋り。

誰かがデニスにイスを渡して座りなおす。ずっと路上はお尻も痛いよ。

ゴミを片付けている人もいた

パンを食べている人も。

新聞読んでる人、お箸持って何か食べてる人…

ほんとうに若者からお爺さんまで

基本、残った占拠者たちはみな本当に穏やかに、まるで日常の中に座っているよう。

 

13:21頃 支える棒から取り外されていくIt's just the beginningのバナー。

 

取り外すのに手間取っていたが

 

13:25頃 ゆっくりと倒れていくバナー。

 

 

 

 

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13:31頃

バナー撤去後、代理人弁護士からマイクで勧告、

バナーの奥のバリケード撤去が開始される。


予定されていた時間より3時間あまり遅れている。

 

 

13:35頃 

 

代理人による撤去が終わらない為、警察もいまだ出てこず。
奥の占拠に残る人々はまったく変わらない様子。

一番わいわい騒がしいのは物凄い数のマスコミかも。

 

14:02頃 

 

代理人による撤去終了 弁護士の話。

代理人たち引き上げ マスコミに囲まれ弁護士インタビュー

 

 

14:05頃 

マスコミのインタビューを受けているデニス。

マスコミが溢れ、かわるがわる様々な人がインタビューされている。


ジミー・ライ氏も立ち上がっている。


14:08頃 

 

路上に警察の姿 映される。

数名の警官、路上を奥へ移動中。

 

 

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14:30頃 

 

警官の会見 今から30分後に警察の撤去を開始すると。

その前に立ち去るよう最後の警告らしい。

でも誰も去らない。

皆立ち上がり体を伸ばし始めるが、落ち着いた様子。
穏やかな立ち話の合い間に マイクの声が響いている。

周くんの姿や、デニスと学生達のお喋りが映っている中継。

中継は最後に残ることを決めた人々の姿を中心に映されていた。

 

 

それ以外のところでは


完全版 SUNLESS DAYS ある香港映画人の"天安門" : 作品情報 - 映画.com

 

「SUNLESS DAYS ある香港映画人の"天安門" 」の監督であり、文化界監察暴力行動組の代表である舒琪(シュウ・ケイ)も来ていたもよう。

 

 

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 また占拠区域全体が封鎖され

 

 

 

 

 

 

 

14:54頃 

 

警察の隊列が支持を待つように待機している。ものすごい装備だ。

マイクや各マスコミの報道する声がごっちゃに響いている。


占拠者たちは学連が旗を持っただけ、素手、それぞれが小さなリュック背負い、ただ、立ち上がる。

 

 

 

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15:00頃

シュプレヒコールがあがる。「何者をも恐れず」

人々は皆、声を出すのみで、体育座りで落ち着いて座っている。

 

 

制服の警官の隊列は進んでは停まる。

その警官たちの装備を入念に映す中継の映像、物凄い人数の警官が歩道に沿って長い一列になっていく。

 


猶予を与える、とのマイクの声にも座り込む人々、動じず、静かな覚悟が感じられる。

落ち着いている、笑顔、水を飲む姿も見える。

 


今日の警察側は、女性警官、外国人警官の姿が、前へ出されているのか、やけに目だって見える。

 

背中に何かを背負っている、不思議な装備の警官が4,5人いる。長い棒のようなもの。

 

デニスも本当に立ち去る気配はない。最後まで残る覚悟は揺るがないよう。

 

 

 

15:20頃 

警察が動いた。

マスコミのカメラの音まで中継に入ってる、それだけすごい数のシャッター音、しっかり写して。

 

15:24頃 

警官隊が道路を塞ぐように横に広がる。残って座る人々を囲い込んで行く形か。

宣告。

警察側のマイクの声を掻き消すようにシュプレヒコールあがるけれど、みな落ち着いている、ただ座っている。

 

15:27頃 

警察の隊列が手を前に組んだまま、前へと動き出す。

空のテントをどけている。


警官のほうが顔が尋常ではない、緊張か引きつっている顔も見える。

落ち着いてほしい、誰一人抵抗はしていないのだから。

 

15:43頃

現場にとても近い大快活(レストラン)から撮影する人々が中継カメラに映されている。みな窓に張り付くようにカメラを向けている。

その前に、警察の隊列が到着した。

その後ろでは、垂れ幕や色々撤去している。

 

15:50頃

本当に落ち着いてただ座る人々の小さな一群を、囲む大量のマスコミ。

周くんがマイク持ち何か話している。

みな静かに聴いている、シュプレヒコールを上げる時も座ったまま声をそろえるだけ。

警察は並んで待機している。

 

 

16:01頃 

警察の後ろに機動隊?か、違う服装、装備の部隊が現れる。

飛虎隊だ、という声が中継の音声に入る。

バリケードを、どけるのではなく、築いているよう。

占拠をやめて立ち退けと言いながら前後を完全に封鎖している。

 

16:12頃 

制服警官の壁の後ろ、私服警官 機動隊らしき人数が増えていく。

どんどん増えていく。

どう見ても占拠者たち < マスコミ < 警察

警察側の人数が多過ぎる。

排除隊の到着前に完全に塞ぐつもりだろうか?

 

 

16:23頃 

笑顔で静かに立ち話している占拠者たち。

 

16:35頃 

警官の隊列の後ろに2つの台が登場した。

警察の後ろ側のバリケードがどかされ大量の警官が。 排除隊か?

撮影中の中継カメラが警察から注意されている。カメラマンが「OK、OK」と返事

陸橋の上にも多くの警官の姿。

前後左右からデモ隊を挟み、包囲するように隊列を組んで前進中。

 

16:39頃

ものすごい数の警察側が、ただ座り込んでいるだけの占拠者たちを囲んでいく。

その後ろで残っている物を片付けるというより、道路の端に放り投げるように、どけている機動隊らしき警官。

黄色い傘のオブジェも片付けられている。

 

16:43頃 

完全包囲すると、先ほどの台の上から、警察側の勧告が、広東語で 英語で 繰り返される。

 

座り込む人々は持っていた旗を、武器のようなものと判断されない為にか、手放している。

布だけの黄色の横断幕に持ち替えられた。

 

その他には何も手には持たず、体育座りで座っているだけの状態の占拠している人達。

本当に穏やかに、全く抵抗をせず。何者をも恐れず、の言葉通りに

「我要真普選」と書かれた垂れ幕だけを手にしている。

 

シュプレヒコールが時折上がるけれど、体育座りをして、座ったままの姿勢は変わらず。

 

 

16:59頃 

警察側からの再度のマイクでの勧告が響く。

「要求你デイ(們)離去」(あなたたちがここから立ち去ることを要求する)と聞こえる。

 

座り込む人々の中で、民主派の長毛議員が、拡声器で何か返すように、話している。ジョーク交じりだったのか、みな笑っている。

 

誰かの電話の声まで拾ってしまっている中継の映像。

 

17:07頃

また警察の勧告。

どうやらマスコミにも警察のアクションを邪魔しないように、というようなことを言っているよう。

 


誰だ鼻歌を歌ってるのは?中継のカメラ回してるカメラマン、だろうか?

 

 

17:16頃 

違う場所の映像に切り替わっている中継。

トラックがショベルカーを積んで来た映像が映っている。
既に撤去したもの、テントや色々な物の残骸をガーッと掬っている。

こぼしているほうが多い。

 

 

既に空っぽになっている、学生達が毎晩勉強に励んでいた自習室に、たった一人残って水を飲んでいた男性が、数名の警察に囲まれ、促されて、立ち上がりどこかへ行く。

 

 

17:18頃

再度勧告の響く中で、マスコミの塞いでいた、座り込む人々の前方の道を、警察が開けさせている。

 

 

17:20頃

自習室は解体中。

 

座り込む人々の方に向かって、マスコミの真ん中に道が開かれていく。

マイク手に勧告する警官が先頭に立ち

警察が占拠中の人たちに向かって進んで行く。

その距離は5メートルくらいか?

 

17:22頃

マスコミが開けられた道を囲み、ギリギリまで寄る中、

向かい合う形になった警察側と占拠の人々。

もう間隔はない。

座り込む人々は誰も立ち上がらず、座ったまま、それぞれ隣の人と腕を組んで、上体を後ろに倒し、無抵抗だ。

 

 

警察がマスコミとの間に壁を作るようにしながら、

前線の人に顔を寄せるようにして、何事かを言っている警察官の

姿が映し出されている。

 

一人カメラに映る横顔の、引きつっているように見える警察官が、一瞬、腕を上げるようにして、最前列の占拠者に詰め寄るよろうとするが、はやる警官を後ろの警官が腕を掴んで止めている。後ろに引っ張られている。

 

前線の一人が、前に引っぱり出されるが、一切抵抗はしていない。

4人の警官が一人の占拠者を 抱えて運んでいく。

 

 

17:30頃

 

警察側は離れた場所からマイクを使い、「自力自行」「自行起身」「我デイ(們)希望合作」「ゆっくりと立ち上がって」と呼びかけているよう。

前線ににいる警官達が何を言っているかは不明。

 

二人の警官に腕をとられ歩いて、

もしくは4,5人の警官に両の手足を抱え上げられ

(スーパーマンの飛ぶような格好で)連れて行かれる。

 

一人が連れて行かれるごとにマイクは「多謝合作」と言っている。

 

「自分でゆっくりと体を起こして、立ち上がって、自分で歩いて、私たちは協力を望んでいます。協力ありがとう。」ずっと同じ言葉を繰り返すマイクの声が響く。

 

一人ずつ、逮捕になるのか、身分を確認して一旦解放かは今は不明。

とにかく後方で待機の、警察の移送用らしきバスに連れて行かれている。

 

 

17:37頃

警察側のマイクの声とマスコミのシャッター音が響いている。


スローガンをシュプレヒコールするだけで、座って上体を後ろか前へ倒した姿勢のまま動かない、一切無抵抗の人々が、順番に一人ずつ、拘束されていく。

 

しっかりとらえているカメラを意識してか、一人の警官が座って何事かを話しかけ、その後複数の警官で運んでいくという、警察側の今日の台本があるらしく、手順を繰り返している。

 

また、警察側もカメラ?を向けている様子、座り込む人々を一人ずつを撮影、収録しているのか。

 

時折動きを止めては無線か、指示か確認をとっているようすの警察側。

 

どうか、撤去した物のように、いっぺんに片付けようとだけはしないでください。

 

 

17:49頃 

両腕を警官に掴まれながら「我要真普選」だけを繰り返し拘束されていく青年。

 

 

17:53頃

やはり残っている人々の顔を記録する為らしく、「マスクを外せ」と女性の占拠者に言っている警察側。

 

中継の中にデニスの姿はまだ映っている。この現場に残っている。あと2,3人でデニスが連れていかれる。

 

17:58頃

デニスが 

周囲から「詩詩」の声が飛ぶ、「ありがとう」とデニスに声と拍手が飛ぶ中を


両腕を女性警官にとられ、歩いてバスへ向かうデニス。

 

 

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18:00頃

ジミー・ライ氏も依然いる。

長時間、緊張状態の中の、固い地面への座り込みで、立ち上がるのがやっとの人もいる。

それでも穏やかに、無抵抗を貫き、警察のバスへ歩いていく一人の人に、年配の警官の一人はまるでねぎらうように、肩をトントンとしていた。

残っている占拠者たちも笑顔すら見せている。

 

18:10頃


残っている中の一人の女性(民主派の女性議員か?)が拡声器を手にスローガンを、呼びかけが始まると、まるで慌てたように警察のマイクが喋り出すが

 

歌の合唱が起こる。

wish over come sunday?と歌っている、英語曲。

警察の動きは少し止まっている、約半分ほど連れていったので、調整中か?

 

18:18頃 

さきほどの拡声器の女性 we well be back と言いながら拘束。

 

18:30頃 

ジミー・ライ氏拘束される。


一人ずつ、警察の護送用らしきバスの横で身体検査を受け、持ち物も検め、そのあとに身分証を提示し? バスへ入っていく。


バスの中で座席に座り待つ人々が映されるが、誰か座っているということしかわからない、ハッキリとは見えない窓には格子入り。 

 

やはり最後まで残っていた人々は
とりあえず警察に連行されるのか?

 

 

18:47頃

「我要真普選」のバナーを掲げて拘束されていく。一切抵抗せず。

立ち上がるのもナンギそうなお爺さんは、ゆっくりと立つも杖をついている、立ち上がらせた警察もさすがに無理はさせず、一旦またイスへ。

その横に寄り添うように長毛議員がいる。

 

18:52頃


長毛議員拘束。

 

 

18:57頃。

香港も暗くなってきた。もう何時間座り込んでいるのか。寒くなっているはず。

 

 

19:20頃

調整の為か、ロープで列ごとに区切られている占拠者達。

遠くからではなく、直接目の前でマイク使い、呼びかけ始めた警察側。

時間が掛かっているので、少しずつ、早めようとしているのか。

 

 

 

19:30頃

又大合唱が起こる。ビヨンドの歌 背棄了理想 誰人都可以 歌声が響く。

周くんが座り込みの後方で、インタビュアーに囲まれている。

警察がマイクで呼びかけた後、又一列の人々順に拘束されていく。

最初よりも警察側の動きが、かなり手早く、やや強引になっている。

一列の動きが止ると、その間に、警察の撮影者が、次の一列の人々を撮影している。

 

19:52頃

黄色い傘を掲げて立ち上がっているのはお爺ちゃんかな、横に行って腕を組み寄り添うように、立ってあげた若い人がいる。

 

朝からずっと固い道路の上に座り込み、足の感覚がもうないのか、伸ばしては自分で叩いている人もいる。

 

それでも全員が、座るか、上体を倒しているか、ただ立ち上がっているだけ、スローガン以外は無言、完全に無抵抗。

誰一人罵声などあげていない、紙を持つ以外は両手は空。

 

学生もお年寄りも女性も男性も議員もアップルデイリーのボスもデニスも…

警察が到着前から、最後の一人が拘束されるまで、すべての人々が

「何者をも恐れず」「私たちは真の普通選挙を要求する」

と自分達のメッセージをシュプレヒコールする以外は大きな声もあげず、一切抵抗せず、もちろん暴力などふるうことも一切なかった。

彼らは非暴力を守り続けた。

 

 

撤去の日時発表時「占拠者が激しく抵抗すれば警察が介入」と語っていた弁護士の話は、一体何だったんだろう?

 

勧告に従わず、座り込み、去れという場所から動かなかった、それが抵抗なのだろうか?

それなら、なぜこの日の占拠地でではなく、既にこの日は朝から自宅などで逮捕された、雨傘運動に関係していたと思われる逮捕者が多く出ていたのだろう?

 

 

 

 

すべての占拠していた人達を逮捕し、強制撤去が終了後の警察のみなさん。

 

 

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デニス・ホーもジミー・ライ氏も、最後まで残ってくれたことに、勇気付けられ励まされた人達が、彼らが拘束される時「ありがとう」と声をかけ拍手を送っていた。

これから、たとえ誰がどんなことを言い始めようと、私は最後まで見た、彼ら、彼女らの姿を覚えている。

 

 

 

警察の隊列、その装備に、ライブ中継で見ていて

感じたことは「恐怖」だった。恐ろしかった。

 

警棒を腰に差し、固い靴音を道路に響かせて歩いてくる警官隊。

 

あの場で、目の前にそれが近づいてくるのは、どれだけ怖かっただろう。

穏やかな顔に、恐れは見せずに、周囲の人々と励まし支えあうように笑顔すら見せていたけれど、あんな風に自分達を向いて、迫ってくる、自分達の何十倍もの人数

何も持たない自分達に、完全装備した集団が向かってくるのを怖いと思わずにいられるだろうか。

警官の数は総勢7000名だったという。

 

 

学生達や占拠中の人々の中には、既に以前の撤去や、衝突で、催涙弾やペッパースプレー、警棒での攻撃を受けている人、経験している人もいた。

 

一度殴られただけで、身が竦んでしまうというのに。

 

でも彼らの中に、恐れるあまり我をなくしたりする人は、一人もいなかった。

みな少なくとも恐れる気持ちを表には出さず、「何者をも恐れず」のシュプレヒコールを掛け合い続け、その通りに堂々としていた。

 

すべての、最後まで残っていた人達。

 

 

 

 

 

・そして12月12日の朝

 

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すでに12月11日に拘束、逮捕された人々は全員が釈放されたとのこと。

無条件釈放だけれど、保釈を拒んで裁判にかけてくださいと言うと、無条件で釈放されたという。

法って、なんなんだ?

法治都市の長であるCY行政長官にぜひご教示いただきたい。

 

 

 

 

・12月13日 多くは撤去されたけれど、雨傘運動は続いている。

 

 

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社長が変わってもアップルデイリーも伝え続けている。

 

アップルデイリーのfacebook


蘋果日報 | Facebook

 

 アップルデイリーのfacebookより


蘋果日報 - タイムラインの写真 | Facebook

 

 

 

 

・ AFP通信のフォトジャーナリストAlex Ogle氏

 

Alex Ogle氏の写したオキュパイセントラルの日々の写真がfacebookのアルバムにまとめられ公開されている。

 

 

Occupy Hong Kong | Facebook

 

 

 

 

 

掲げられたバナーは外せても「我要真普選」の5文字は人々の胸からは消せない。

残るエリアがすべて撤去されたとしても、これははじまりに過ぎない、と彼らが言う運動は続いていく。

 

 

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きちんと自分が何をどうしたかを、全て話してからにしてくださいよ、行政長官から降りるのは。

 

 

 

 

失望はしたとしても絶望はしない。

我継続期待香港的未来。

 

 

  

 BEYOND-海闊天空 Official Music Video

 

背棄了理想 誰人都可以

那會怕有一天只你共我