六月飛霜

HongKong その日気になったことをメモ

hk106

 

 

明報即時新聞網-港聞---學者聯署促政府以對話解決 (02:44)-20141006

 

百名を越す学者達が署名をし共同で政府に向け公開書簡を発表した。

 

現在の状況について深い憂慮を示し、政治的対話に戻るよう、武力では問題を解決できないと政府を促す内容。

 

政治の問題は政治的な方法をもって解決して、学生の要求に応じて、具体的な約束と行動を政府に促す。
それが問題を解決する正しい道です。

 

暴力を企て圧制しようとしたり、武器をもって市民を抑えようとしたり
空言を振り回して責任から逃れようとしたり、これは陰謀家の道を外れたやり方だ。
ただ社会の分裂をより一歩進めるだけで、解決に向かいあう今の局面で何の助けにもならず、有識者からは必ず嘲笑され、市民からは唾棄されるだろう。

 

 

・学生たち側のほうは今の所対話を拒否しているということだけれど、それはこの数日起こった反対派の暴力や、反対派のうちに素性が不確かと思われる人物が混在していること、それらへの政府や警察の対応に対しての疑問があり解決し回答して欲しいと要求していて、それに応えてくれるのであれば、約束した対話には向かい合えるということのようなので、やましいところが何もないのであれば、即政府側から対話を呼びかけても何も問題はない、呼びかけるべきと思えるのだけれど。

 

 

 

・雨傘革命への応援歌

 


眾星獻sing《撐起雨傘》 - YouTube

 

どのようにして出来た曲なのかという話

 


明哥阿詩寫歌為佔中打傘 - YouTube

 

 

こちらには参加者と参加者からのメッセージも

 

撐起雨傘 by Umbrella Revolution - Hear the world’s sounds

 

あの夜に、あるいは無数の日夜に、雨傘を掲げて、あるいは何も纏わず雨に濡れ、無私の心で捧げていた人へ:

すべては私達の町の命運の為に犠牲を差し出し、個人の前途を失うことも考えない若者たち、すべてが香港を更に美しく変えるだろう、あなたたちは孤独なんかではない

 

曲:pan
詞:pan/林夕

 

 

To Hong Kong,
Love from us

Pan
林夕
黃耀明
何韻詩
馮翰銘
謝安琪
周國賢
盧凱彤
方皓玟
黃靖
黃馨
6號
阿偉
泥鯭
Yellow
雞蛋蒸肉餅
Tim Lui
yukilovey
苦榮
何丙
何山
Yamanyamo
Goro
Frankie
Kamkin

special thanks to
葉德嫻

 

林夕(ラム・チック)は香港の作詞家で、香港の曲を聴いていて作詞を見たら「また林夕か!」と思うほど多くの作品が有り、幾多のヒット曲を生んでいる作詞家。

その詞は時に文学的であると言われたり、難解というか、解釈が難しかったりで、地元香港でさえ論争を呼ぶこともあるほど。他に香港の好きな作詞家もいるけれど、いい歌だなと思うと林夕というのは本当に多い。

存在が大きいだけに影響力もあるだろう、そういう人が臆さずに書いた応援歌はとても励みになるのではないかと思う。

 

 

 

・日本人写真家の方が香港デモの中で写した一枚。

 

Ken IshiiさんはTwitterを使っています: "デモの参加者に太宰治と星野道夫を読んでいる人がいた。一瞬日本人かと思ったが香港の学生さんだった。 http://t.co/CYtsmRQVt1"

  

香港・台湾には日本の作家・文学好きはとても多い。ン・ジャンユー(呉鎮宇)も日本の本をたくさん読んでいて、それは素晴らしいということと、中国の文学には残念だけど空白が(文革などの為に)あるし、というような話をしていたのを何かで読んだ覚えがある。デモの中でもずっと熱心な先生たちが現場に来て授業をし社会学などの講義を受けていたり、大陸からの観光客(普通のというのもおかしな言い方だけれど本当の観光客)も社会学の説明を聞いていたという報告・写真なども見かけた。